吉本興業のメタバース 養父市で仮想の街 「住民100万を目指す」 ガリガリガリクソンさんもゲーム制作
兵庫県の養父市が、吉本興業とタッグを組んで「仮想空間の街」をオープンします。 タレントも登場するという仮想の街、果たしてどんな所なのでしょうか。 日本の滝100選にも選ばれている、落差98メートルの天滝、かつて日本一のスズの鉱山として栄えた明延鉱山。 さまざまな観光名所がある兵庫県の養父市ですが、知名度はイマイチ…? そこで、吉本興業と協力してスタートしたのが、仮想空間「メタバース」を活用した地域活性化プロジェクトです。 【田村淳さん】 「仮想空間上に街を作っていると。誰でも簡単にネット上で養父市にアクセスできる」 鉱山で活躍した「一円電車」に乗って、再現された観光名所を巡っていきます。 養父市が制作した仮想空間。題して「バーチャルやぶ」。 仮想空間には市役所も再現され、デジタルの住民票を取得することもできます。 他にも楽しい仕掛けが… 【ガリガリガリクソンさん】 「”採掘芸人”というゲームを作りました。芸人さんが鉱山に探検に行ったけど、戻ってこなくなってしまったということで、皆で見つけに行こうというゲーム」 【体験した人】 「怖い怖い怖い!ムーディー勝山来た!」 人口2万2000人の養父市ですが、メタバースの夢は大きく膨らみます。 【養父市 広瀬栄市長】 「バーチャルやぶの住民を100万人と目標を掲げさせていただいて、その方々がリアルな部分でも養父市と連携していただく、訪れていただく、大きな効果が出るのでは」 「バーチャルやぶ」は、6月27日午後8時ごろから一般公開されます。...